インタビュー

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お子さまにはバランスのよい体、高齢者の方には痛みに負けない体作りなど、一歩先の治療を目指しています。

今ある症状の改善だけでなく、原因から改善する治療を心がけています。運動療法を用いた健康作りなど、お子さまからご年配の方まで、患者さまに合わせた健康のアドバイスも行っております。

医師を志したきっかけは何ですか?

それほど立派なものでもないのですが、医師を志したきっかけにはさまざまな要素があります。一つ目は、「死んだらどうなるんだろう」という子どもの頃からの素朴な疑問です。二つ目は、手に職をつけたいという思いです。医学部に入る前までは、料理人や、パイロットにも興味がありました。三つ目は、高校の時に遺伝子の勉強がおもしろいと感じたことですね。生物学や遺伝子学に興味をもったことは医療に直結しています。

来院される患者さまにはどのような対応をされていますか?

院内感染予防のために、待合室には次亜塩素酸を使った殺菌装置や加湿器を所々に配置し、インフルエンザなどの感染症の患者さまは、一般の患者さまとは待合室を別々にしています。

また、おもちゃなどもご用意していますので、お子さまでも飽きることなくお過ごしいただけます。小さなお子さまからご年配の方まで、自然体で接し、アットホームな雰囲気作りを心がけています。

どのような治療法を取り入れていますか?

ご高齢者の方は、全身の筋肉の低下や骨の変形が原因で、腰や肩、膝など、体の節々に痛みを感じやすくなります。でも、痛み止めは一次的に症状を緩和させるだけで、根本的な解決にはなりません。痛みが再発しては薬で抑える、ということを繰り返してしまいます。そのため、一時的に症状を抑えるだけではない、もう一歩先の治療を目指しています。

当クリニックにはさまざまなパワーマシンをそろえたリハビリ室があります。治療の一環として運動療法を取り入れ、痛みを原因から治療するよう心がけています。また、漢方治療も導入し、体の冷えなどの体質改善にも力を入れています。なお、リハビリ室は、併設している通所デイケアの方も利用可能です。

健康の基本について教えてください。

たばこもお酒も不健康につながるものは、楽しく気持ちのいいものです。でも、過剰に摂取してしまうと、だんだんと体がむしばまれていきます。とはいえ、楽しみがないと人生はつまらないですから、体の調子に合わせてバランスを取りながら続けていくことが大事です。

当クリニックでは、お子さまに関してはバランスのとれた成長に向けた背骨作りなどを指導し、高齢の方には、体力維持の方法や食生活の指導もしております。患者さまの生活スタイルに合わせながら、健康に対してさまざまなアドバイスをおこなっています。